概要
【企画概要】
「木工家ウィーク」は、木の家具からはじまる豊かな暮らしのあり方を、作り手と使い手がともに考えるイベントです。日本全国から木の作り手たちが名古屋に集い、市内各地で作品展や講演会、ワークショップなどを行います。2008年から始まったもので、木工家によるイベントとしては、全国最大規模のものです。
2010年は「つくる手と暮らしの木」をテーマに、10会場で、総勢135人の木工家が、約2800点の作品を展示しました。また、日本の生活史・家具史研究の第一人者の小泉和子さん、暮らしの情報を発信する編集者の兼松はるみさんを迎え、フォーラムを実施しました。
巷にはモノがあふれ、家具はインターネットでも手に入る時代になりました。それでも木工家とともにつくるオリジナルの家具には、他にない魅力があります。中でもいちばんの魅力は、作り手と使い手がよりよい暮らしを思い描きながら、少しずつ形にしてゆくそのプロセスにあります。
2011年の木工家ウィークでは、作り手と使い手のコミュニケーションによって家具が生まれるまでのプロセスを楽しく伝えるメイン企画のほか、さまざまな企画を展開します。
【開催期間】2011年6月4日(土)〜14日(火)
【会場】名古屋市内各所
【主催】木工家ウィークNAGOYA・2011 実行委員会