今年で9回目となりました「木工家がつくる椅子展」、今回は昨年に引き続き、Wテーマで行います。参加者の方はそれぞれのテーマに沿った作品の出品をよろしくお願いします。
●折り畳み椅子
普段は生活の中で使用しないかもしれないけど、必要な時にあると便利な折り畳み椅子。小さく畳んで仕舞ったり、持ち運びしやすいなど、生活の中で活躍する場面があるかと思います。折り畳み椅子はただ単純に座るものではなく、折り畳み椅子は実際に稼働させるためのモデリングや高い加工技術を要します。最近の椅子展は毎年異なるテーマを重ねてきて、今回は更にレベルの高いテーマではありますが、是非挑戦をしてみてください。
※ノックダウン・組み立て式はコンセプトが異なりますので、原則不可になります。構造として一体となっているものが可動するデザインとします。
参考資料 武蔵野美術大学資料館
「ひろげて、すわって、おりたたむ 武蔵野美術大学所蔵 折り畳み椅子80脚」 うち25脚
URL http://collection.musabi.ac.jp/web/exhibit_list.do?data_id=105
●スタッキング椅子
積み重ねて片付けられる省スペースの機能のスタッキング椅子は、様々なシーンで役に立ちます。
会場は「文化のみち橦木館」です。
※方針として多くの方にお座りいただく参加体験型の展示会ですのでご理解いただきたいと思います。今回展示される椅子は、すべて自由に座っていただく、ということは折り畳みやスタッキングも自由に動かして見る、ということになりますのでご了解下さい。
サブ企画といたしましては、島崎信 武蔵野美術大学名誉教授のギャラリートーク(6月4日(日)10:00~)を行う予定です。
※ギャラリートークはご自身が作られた椅子について島崎先生と一般のお客様の前でプレゼンをして、先生にコメントしていただく形式ですので、出品された方はできるだけご参加下さい。
ただし、時間の都合で、プレゼンしていただく椅子は、先生に選んでいただく可能性もありますので、ご了解下さい。
今回の企画にあたって橦木館のご協力により、名古屋市内に幅広く広報していただけます。多くの方にご覧いただけると思いますので、みなさんのご参加を心よりお待ちしております。
木の椅子展実行委員会
大西 功起
榊原 厚
谷 進一郎