1970年代、自己表現としてメッセージを込めた工房家具をつくり始めて、木工家の時代の幕が開きました。
時を経て、取り巻く状況は大きく変わり、厳しさを増しています。
前半は長年、木工家に伴走して来られた諸山さんに木工家の生まれた背景、特質と共通点、海外との差異等を大局的に解説していただき、後半は木工家第一世代と回顧しながらこれからの展望などを語り合いたいと考えています。
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木工家第一世代による特別コラム
今回のフォーラム「木工家の時代を考える」では、第2部で諸山正則さんと木工家第一世代の4人が登壇しますが、その4名が予め「木工家の時代を考える」をテーマに、思う所を文章化して公開することにいたしました。
諸山さんにはこの4人の書いた内容を踏まえて、第1部で「木工家の時代の背景と特質」と題して講演していただき、第2部では、4人が書いた文章の要点を話してから、さらに話し合いで深めたいと考えております。
フォーラムの限られた時間で、より良い内容にできればと企画したものですので、お忙しいとは思いますが、フォーラムに参加される方は事前にお読みいただけますようお願いいたします。
また、参加予約されていない方も、お読みいただき、今回のフォーラムの内容に関心をもっていただければ幸いです。
谷進一郎
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