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1木工を次の世代に伝える

〜人間国宝 須田賢司さんと語る〜

全国各地から幅広い世代の木工家が名古屋に参集して開催される木工家ウィーク。 会期中は展示会や集いなど、様々な機会に出会いがあり、木工家同士の情報交換や交流も深まりますが、木工家ウィークの目的のひとつは 木工界の先達が培ってきた「木工」を継承することです。 木工藝の人間国宝でもある須田賢司さんにそのお仕事を紹介していただきながら、先の世代から受け継ぎ、次の世代に渡す、「木工」を伝えることの意義と課題を考えたいと思います。

※こちらの企画のご参加には予約が必要です。予約フォームよりお申し込みください。

第1部
須田さんの木工藝のお話

代々続く木工藝家の家に生まれ、伝統工藝の木工藝作家として活躍し、海外にも活動の場を拡げていらっしゃる須田さんに、画像を見ながら精緻な技法の作品を解説していただき、制作の様子や作品に対する考え方、日本や世界の木工の中での「木工藝」の位置などをお話いただきます。

第2部
須田さんと実行委員の鼎談

私たちの木工の考え方や技術は時代に合わせて変化しているとはいえ、その多くを先の世代から受け継いできました。それぞれが受け継いだものを振り返りながら、次の世代に引き継いでいく活動の中で考えることを話し合いたいと思います。

プロフィール

須田賢司氏

1954年、祖父・桑月から続く木工藝家に生まれる。父・桑翠に師事し、木工技法を習得。外祖父からは漆芸を学ぶ。1975年伝統工芸新作展、日本伝統工芸展に初入選 1992年工房を東京から群馬県甘楽町に移転。2003年東京国立近代美術館「現代の木工家具」展招待出品。2009年文化庁より文化交流使に指名されニュージーランドにて活動。2010年紫綬褒章受賞、MOA美術館賞受賞。2014年重要無形文化財(木工藝)保持者に認定。現在、群馬県甘楽町在住。大学、研修所などで講義・講演活動をするとともに、ニュージーランドやスウェーデン、デンマークなど海外文化交流にも力を注ぐ。2015年『木工藝ー清雅を標にー』を出版。公益社団法人日本工芸会正会員・理事、参与。

井崎正治

1948年愛知県蒲郡市生まれ 1964年木工ロクロの修業に入る 1971年蒲郡市に工房塩津村を設立して木工家具制作の他、木彫、絵画、建築も手がける。現在は全国各地で個展を続けながら後進を育成する工房塩津村を主宰 木工家ウィーク実行委員長

谷進一郎

1947年東京生まれ 1970年松本で木工修業 1973年工房を設立して木工家具制作 2003年東京国立近代美術館「現代の木工家具」展招待出品 長野県小諸市在住 信州木工会会長 木工研究会主宰 木工家ネット代表 国展鑑査員 木工家ウィーク実行委員

フォーラムの参加にはご予約が必要です。

下記の予約フォーム、またはforum@woodworkers.jpに件名を「フォーラム参加」とし、お名前、参加人数、電話番号(非常時連絡用)を明記して送信してください。予約は2016年5月28日(土)に締め切らせていただきます。ただし、それ以前に定員に達した場合は、その時点で締め切らせていただきます。なお、木工家ウィーク実行委員会事務局からは、ご確認のご連絡は特に差し上げませんのでご了承ください。





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開催概要

期間
6月4日(土)
時間
19:00~21:00
会場
電気文化会館5階 イベントホール
所在地
名古屋市中区栄2-2-5
アクセス
東山線・鶴舞線「伏見」駅4番出口より徒歩2分
注意事項

予約なしの当日券には数に限りがございます。

フォーラム当日(6月4日) 、予約された方は、開演20分前までに、会場の受付にてお名前をお申し出下さい。

参加費
500円
定員
200名
連絡先
052-933-6268(canna家具店)

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