岐阜県の山の奥、郡上市白鳥町六ノ里峠に「もの森の森」という場所があります。
そこでは「ものづくりで森づくりネットワーク」の方達が広葉樹の森を整備しその中で伐採される木材をしっかり活用していくことで、次世代に豊かな森を残していくための取り組みをしています。
木を伐るということ、素材として扱うこと、日々の生活に追われて忘れがちになってしまう大切なことをこの場所に来ると問いかけられます。
年に1回のこの企画が私たち作り手にとって、森で生きている“木”という存在と製作できる喜びや日常に木のものがあるかけがえのない当たり前について、今一度見つめ直すとても良い機会になっています。
会場は名古屋市丸の内にあるgallery+cafe blankaさんです。堀川沿いにある材木商が蔵として使っていた建物を改装した店内は、木の雰囲気が落ち着くゆったりとした素敵な空間です。
木々の育った森の空気とともに、日々の暮らしの中で使われるシンプルで温かいものをお届けします。
ぜひこの機会に、1つ1つの品からその背景にある森の姿を覗いていただけると嬉しいです。